前編では免許証更新にあたり必要な書類の確認、交付してもらう会場の選定、注意事項をまとめました。今回はいざ出陣!当日の話です。
前編と同じく、府中試験場での話ですので他の地域では対応が異なる場合がありますのであくまで参考にしてご自身でも必ずリサーチしてから行ってくださいね。
試験場までの道のりで思い出される悲劇?!の過去
初めての電動自転車で遠出(4キロを遠出と呼ぶ)がまさかこの日だとは、、、。用事を済ませるために使うもの、それがママチャリなんですね、たぶん。
さて本題に入る前に個人的に感動した電動自転車の素晴らしさについてお伝えさせてください!運動ニガテ少女だったわたし。小学生の時に急勾配を一気に自転車で駆け上がって貧血を起こしたことがきっかけなのかもはや覚えていませんが、中学生・高校生の間は自転車とは無縁の生活をし、久しぶりに再会したのが大学生の時に行った離島。レンタカーすらないその小さな島では交通手段がレンタル自転車しかありませんでした。電動自転車でしたが体幹が弱く、バランスが取れない不安のまま先を走る友人の背中を追いかける、、、。必死でした。
そして丘陵を登り切って下り坂に入ったところで、『何この加速!!こわ!!』と体が強張り、、、わたし、泣いていました(笑)一緒に走っていた友人が異変に気づき、そして笑っていたのをよく覚えています。
さてそんな小話はさておき、大通りを走ること15分超、試験場が見えてきました。駐輪場は建物の西側にあり、駐車場の入り口付近に案内が出されていました。誘導の職員さんも『こちらでーす』と自転車でやってきたわたしに案内をしてくれました。忙しそうでも明るい対応、ありがたい!
いよいよ入場!
自転車を停めたら正面入り口から入場します。想定よりずっと空いていましたが、試験場から試験用の車両が出入りしたり、各自の手段でやってきた人が入場するなど常に人がいました。『試験』『新規』『更新』と看板が設置してあったので他にも入り口があるのか?と迷ったので中にいた案内役の方に『更新なんですけど、、、』と聞くと即答してもらえました。聞くは一瞬の恥、わからないことはどんどん聞いて時間を大事にしましょうね!
文章にすると長くなってしまうので、講習が始まるまでの流れをまとめるとこんな感じです。
全ての工程が驚くほど流れ作業になっているので迷うことは一切ありません。周囲は若者から高齢者までさまざまでしたが、路頭に迷う方は見られませんでした。
また、高齢者ドライバーの事故も多発していることを受けてか、『高齢者相談窓口』が設けられていましたし、各所に『免許証の自主返納』『返納後は身分証として使える運転経歴証明書〜』などお知らせがたくさんありました。実際、助手席に乗っていて(ペーパー)並走する車が予期せぬ動きをするなど、ヒヤリとすることはあるので身近な問題として印象付けられました。
図の中でいくつか反省点があったので述べておくと、
【コンタクトを装着したまま視力検査通れる?】
→検査の入り口に『カラコンは外してください』『コンタクトの方はお知らせください』とありましたが、口頭で『コンタクトしてますか?』の確認があっただけで問題ありませんでした。あからさまなカラコンなら指摘があるのかな?
【書類に日付を誤って記入した!】
→自分では気づかず、視力検査の担当さんが教えてくれました。更新の機会はみんな誕生日が近いからなのか(推測です)、『間違える方は全然いますよー!!紙いっぱいありますから!』と。明るいフォローに感謝です!
【免許証に暗証番号?】
→本籍が免許証に記載されなくなりましたよね!照会の際はICチップを読み取るため、この番号が必要なんだとか。小さな駅の改札にあるIC乗車券をピッとするあの機械に似た端末で登録しました。
【写真撮影の前に化粧を直せる?】
→身分証として結構使うんだから、可愛く写りたいのは恐らく万人共通。化粧直しの時間は、、、わたしにはありませんでした!だってものすごい流れ作業で、次々に進むんだもの。そもそも次の工程がなんなのかよくわからないまま(一応看板はあるけど視線が追いつかない)気がつけば始まって、そして終わっている。かろうじてカメラ横の鏡で髪型は直せました。
そして朗報?!いにしえの人相悪めな写真時代からカメラはずっと進歩して、そこそこの顔で写してもらえました!(満足するかは意見が分かれそう)
余談ですが、試験場って警視庁(都内なので)の管轄なんですね。到着してから最後まで職員さんはみんな警察官で、職域の広さを感じました。そして微笑ましかったのは新拝命(任用?採用?)と思しきフレッシュな女性職員さんがいたこと。半分大学生みたいな顔(かわいいという意味です)した女性というか女の子というか、動作と声の全てが初々しくて春を感じました、、、。これからも頑張って〜〜!
講習会場へ
該当の会場へやってくると開始の10分前でした。タイミングによっては長時間待たされると覚悟していただけに拍子抜け!待ち時間対策に用意していたiPadはお荷物になってしまいましたが、午後が有意義に使える予感にウキウキ。
他の講習は待合席はパンパンで、そもそも最初の受付で『今から受付しても午後の回となります』とアナウンスが、、、早めの行動大事です!!
中は20席ほどあって、部屋の広さは高校の教室より狭い、といった印象です。家庭用のテレビくらいの大きさのモニターと白板(ホワイトボード)と、面白かったのは『受講時の注意』と題された看板で、『雑誌を読まない』など基本的な内容の中に『特に支障がない限り脱帽すること』という項目があることでした。防犯なのか?後ろの受講生への配慮なのか?推測が捗ります。おそらく理由はさまざまあると思いますが!
講習の内容は『安全運転のしおり』『運転技術向上の本』(タイトル曖昧です、ごめんなさい)の2冊を動画とともに参照する、その後資料映像から交通事故の恐ろしさを改めて知る、というものでした。
動画のナレーションが手作り感あって(新拝命の女の子の仕事なのでしょうか、聞いていて微笑ましい声でした)、でも大事なことはちゃんと伝えてくれる、そんな内容でした。新しくなった自転車のルールについても説明がありました。ママチャリとはいえ軽車両なんですね、、、!気をつけて運転します!資料映像は事故で子どもを亡くした方のインタビューで、子を持つ親なら特にしみる内容でした、、、。(泣いちゃいそうでした)
講師からの補足はなく、講習前後にアナウンスがあるのみでした。ちなみにわたしは開始前にテキストを熟読していて危うく聞き逃すところでした、、、。話はちゃんと聞きましょう!
最後は新しい免許証交付
案内に従って(駅構内みたいに壁や天井に案内が出ている)進むと交付会場に着きます。講習が終わった順に免許証も渡せるように手配がされていました。すごい。
アナウンスに従って同じ講習を受けた人がゾロゾロと席に着き、新しい免許証が到着(別室で一生懸命作ってるんでしょうね、お疲れ様です!)するまでの間、受け渡しの流れを丁寧に知らせてもらい、『到着までしばらくお待ちを』と告げられて10分ほど待ちました。
到着予定時刻はあえて遅めに設定してあるのでしょうか、実際は予告より5分以上早く受け渡しとなりました。待ち時間は窓から見える試験場内を眺めたり(桜が満開で綺麗でした)、モニターに流れる闇バイトの注意喚起映像を見たりしているとあっという間でした。他の方はじっと座ったり、帰りの交通手段を検索したりしていました。
移動の途中で目に入ったのは他の講習会場。大学時代を回想させる大きな教室に傾斜のついた座席列、たくさんの受講生。区分によっては長い講習時間、まさか学生気分で眠ったりおしゃべりしたりしないよね?!と余計なことを考えながら移動してました。
思ったこと
毎日満員御礼!大行列!なんでしょうね、過去2回免許証を更新しましたがこの先も超えることはなさそうなくらい効率化された会場でした。あまるほどの職員配置(各ブースに2人はいました)、床に貼られた案内テープ(テープ上を歩けば確実に辿り着く、さらに途中に案内役もいる)、繰り返されるアナウンス。すごいなぁと何度も思いました。各地でどの職員さんに対応してもらえるかは運次第ですが、わたしは日頃の行いがいいので全員が優しくて丁寧な方でしたよ!(にやり)
東京都民でもうすぐ免許証更新のあなたにはこの会場、おすすめです!
【マスクの着用について】
今回はマスクの着用が個人の判断となった機会だったので、『みんなはマスクをしているのか?』この目でリサーチしてきました!通勤していた電車では100人に1人いるかどうか(車内と駅ホームでは差があります)、スーパーでは屋内ということもあってかほぼ100%着用、という中で今回の会場では、、、?
主観で30人に1人、でした。個人的には予想より多かったです。手続きの中で素顔を確認する工程が何箇所かあったこともあり、わたしも途中から外していました。講習会場でも20人のうち少なくとも3人は素顔でした。発言の機会もないし、個人的は素顔推奨です。(意見分かれると思うので個人の思いを尊重しましょうね!!)
次回は『主婦もChatGTPでQOLを向上させよう』です!
みなさん、GTP使ってますか?
ネットで検索、の前に手っ取り早く求める回答に辿り着きたい、検索してからさらに深掘りしたい、さまざまな悩みにこの機能、めちゃくちゃ役立ちます!役立つというか、お世話になっていることもあって、尊敬というか相棒というか、いっぱい語ろうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!