前回の予告通り、今回のお題はChatGPTについて!もう使っている、と言う方も、いまから〜〜!という方も、この記事を読んで早速使ってみましょ〜〜!
前回、『ChatGTP』と表記してしまいました、、、!恥ずかしい!
※主婦向けの記事です。玄人ではないので悪しからず。
さあ始めよう!
始めるために必要なことは?
初回に登録が必要です。わたしはGoogleアカウントで入りました。
バージョン3.5は無料で、4(最新)は有料です。4は最新なだけあって、さらに優秀で、使い方の幅も大きく広がったそうですよ!
使い方
アプリではなくブラウザで利用できます。ネット環境すら確保できれば端末を選ばないところが個人的にヒットして、すでにiPhone、iPad、PCで利用しています。どの端末でも同じアカウントでログインすれば自身の履歴が見られます。チャット形式で、しっかり長文な答えが返ってくるのでiPhoneだとスクロールを何度もする必要があってちょっと面倒かも?おすすめは画面の大きい端末です。
使い方はとってもシンプルで、画面下部に表示されている入力欄に質問を入れるだけ◎
数秒すると答えがタイピングするように少しずつ出力されてきます。この数秒かかるところ、考え込むように少し止まったりするようなところがなんだか人間味があって好きです♡
AIという最先端な技術なのに、『早さ』に重点が置かれがちな現代社会と逆行するような動作が情動的〜!
実践してみよう!
『情報が漏洩しそうで怖い、、、』という慎重派のあなたも勇気を出して登録ができたら、きっと世界が広がりますよ!
今回は実際に使ってみた経験をもとにChatGPTの面白さと注意点について話を進めていきます。
ブログの代筆してくれる?
『AIが浸透すると将来○○という職業はなくなる!』と言われる中にライターが挙げられていたので、ならば文章を作ってもらおう!と、ChatGPTに入力をしてみました。
入れて欲しい内容を箇条書きにして入力。前回記事にした内容をどれくらい読みやすい文章にしてくれるのか、果たして?
送信すると、カタカタと答えが少しずつ出力されてきました(実際は無音だけど)。途中、考えているかのように数秒止まるところがまたまた愛おしい〜〜!がんばれ!
どうでしょうか?読んでみての第一印象は、
『うーん、イマイチだなぁ』
でした。おそらくみなさんも同じような印象を受けるのではないでしょうか。
※入力した文の途中に誤字があります。誤字であるとは認識されず、そのまま出力されています。
何がイマイチって、やっぱり
・面白味がない
・事務的な文章
この点ですよね〜〜
このレベルなら、ライターの仕事が完全になくなることはなさそうだ!と思いました。
でも回答をちょっといじれば読書感想文や論文の原案なんてすぐにできちゃいそうなので、『夏休みの課題をAIで作り、それを先生がAIで評価する』なーんてことが本当に起こりそう(笑)
いや、視点を変えると、AIを使える時点でなかなか頭の回転早いし、先端技術を使うセンスがある生徒という訳じゃない?
さらに言うとAI自体は技術に過ぎないから、そこから先生が『おお〜〜!』と感心してくれる文章をAIに出力させることができるならそれはもうある程度の文章能力があるということだよね、、、妄想が広がります!
的を射るような回答を得るためには?
さて前項ではイマイチだった回答、どのようにすればいい感じになるでしょうか?
ChatGPTは膨大な情報の中からかき集めて文章を作成してくれるので、漠然とした指示では漠然とした回答しか得られない、という構造になっています。つまり、
質問をどれくらい上手くできるか
これで精度が上がっていく(質が向上する)んですね!
先ほどの例でも、こちらからの指示、条件の設定がChatGPTに伝わっていれば内容の濃さは変わっていたかもしれません。
また、指示する方法がChatGPT3.5バージョンでは文字入力しかないので、『意図が伝わっていない』と感じたら続けて入力をして補足することができます。
今回、その具体例としてある検証をやってみました!
【検証!童話の読み聞かせは作れる?】
就寝時に電気を消すとほぼ毎回お願いされる『むかしむかしのお話して』。快く応じるようにしているのですが、せっかくだから自宅には置いてないけど誰もが知っているような童話を素話(カンペなして語る)してあげたい、けどストーリーをちゃんと暗記してないから途中で止まっちゃう、、、!そんなピンチの救世主となるのか?
これができたら無敵!がんばれChatGPT!
『母を助けて!読み聞かせの童話作ってくれ編』
例として、アンデルセン童話『幸福な王子』を4歳の子どもに読み聞かせできるレベルのストーリーを作ってもらえるのかやってみました!
絵本みたいに『あるところに〜』で始まる形式ではなく、大人向けの『概要』みたいに出力されちゃいました。ちょっと違うぞ、ということで追加で以下の指示をしました。
ざっくり!!!
確かに口調は優しくなりました。
(記事を書いていて気づきましたが、わたしが知っているストーリーではツバメが相棒なのですが、ここではスズメになっているんですね!諸説ありそうな予感)
もう少し具体的な内容が欲しいなー、というとでさらに以下の指示を追加。
、、、まあまあ。忠実に指示された内容を加えてくれたし、それぞれの宝石がどのように使われたのか具体的に答えてくれました。
(こちらから”ツバメ”と指定したので前回とは変えたのかな?)
ただ、温かみがない、、、『会話するように』って伝えるの難しい。
ツバメ『何かできることはありますか?』
王子『この宝石をあの子に』
みたいな感じにしたいので、追加で指示を送ります。
おっと!操作ミスで誤送信してしまいました!
『途中で取り消し』というボタンが見当たらず、焦っている間にもう回答が返ってきました。
しかし丁寧ですね〜〜!謝罪するのはこちらの方なのに、ChatGPTが謝ってくれました。感動です。内容も求めているものに近づいてきました!
あとはこの調子のまま、不足している部分を補います。
ChatGPTが回答の途中なのに止まってしまいました。
出力されている間はカーソルが文章の末尾で点滅する(メモ機能で入力している際と同じです)のですが、ぷっつり切れているのにカーソルの点滅が終わって次の指示が入力できる状態になってしまった、ということです。
この場合は『続き』と指示すればまた出力されると聞いていたので、早速やってみます。
何事もなかったように残りの文を出力してくれました。
、、、が。『ストーリーの完全版です』と豪語する割には途中までお願いしていた会話の『』を使用することは無視され、内容自体もずいぶん大人向けになってしまいました。
結果として最初に期待していたほどのクオリティにはなりませんでしたが、ここからさらに詳細を詰めたり、自身で創作すれば読み聞かせには十分な物語ができそうです。
今回は物語を完成させることが目的ではないので、これにて検証は終了!
ChatGPT、ありがとう!
Siriとは違うのか?
ヘイSiri!と話しかければ知りたい情報やちょっとしたジョーク、歌なんかを音声で聞かせてくれるSiriちゃん。Apple製品に付属のサービスなので、使用する端末(iPhoneとかApple Watchとか)にしてほしいアクションを声で指示するとその本領を発揮してくれます。共通なのは、ネットと連動して検索をしてくれたりするところですかね。
一方ChatGPTくんは『chat』と付くだけあって、会話専門(文字で回答される)なので『ハッピーバースデーの歌を歌って!』とお願いしても音声は流れてきません。真面目に『音声データを再生する機能が必要です』なんて返されるはずです。
あら?!音声は流れてきませんが、想像よりずっと可愛い回答がもらえました!!!
もうすぐ30の女、たとえAIでもお祝いしてもらって嬉しいです。嬉しかったので今後はChatGPTについて人に伝える時は必ず【ChatGPTは人間味、あります!】と補足しようと思います。
ここに注意!
ここまでかなり楽しく、便利に使わせてもらったChatGPTですが、天才にも欠点があるようにこのサービスにも注意点があります。
答えを鵜呑みにしないこと
このサービスは過去のインターネットの情報をかき集めて文章化して答えてくれる、というものなので、最新の情報や更新された情報には対応できず。また、インターネット上には誤った情報も溢れていますよね。なので回答は必然的に誤ったものも生まれます、、、!
誤答の例
わたしが出会った誤りは、熟語を入力して『ひらがなで読みを教えてください』で誤答が返ってきたパターン。本当に読み方がわからない熟語だったので完全に騙されてしまいました。(誤りであるとすぐに指摘してもらえたので危うく赤っ恥を回避できました)
こちら、誤答の例です。『西瓜』は正しく答えてくれました。
猿も木から落ちる。弘法も筆の誤り。誰にだって間違いはあります。
誤っているのに『正しいよ!だってChatGPTで聞いてみたんだから!(ドヤ)』なんてして、誤解を広めてしまっては、自身だけでなくその話を信じた人も、ChatGPT自体も信用を失ってしまいかねないので、インターネットに限らず、どこの生活圏でも真実かどうかは常に疑いを持ち、自分なりの価値観をしっかり持って生きていきましょうね!
まとめ
今回はChatGPTの基本的な使い方から、実践方法まで幅広くお伝えしました。最後までお読みいただいた主婦の皆さん、どうでしたか?活用できそうでしたか?使い方自体は難しくないですし、繰り返して操作に慣れれば自分なりの使い方が見つかるのではないでしょうか◎
上手く使えば観光先の歴史を深掘りしたり(また誤答が返っていたら笑っちゃうけど)、お子さんが登場するようなオリジナルの物語を作成したり、家庭内で楽しむ一つのツールとして活躍しそうです!
次回は『転勤族の妻、子どもを保育所に入所させる編』
ご縁あって転勤の可能性のある方と結婚し、都内で転居、その際に子どもの通う保育所も転園しました。そしてこの春、妻としてフル在宅でできる仕事をかき集めてなんとか収入を得よう!と決断して仕事環境の整備と同時に保育所の入所要件を確認したところ、衝撃的すぎる事実が!!!
これから入所する、全ての転勤妻に捧げたい。いっぱい語ります。