妊娠8ヶ月後半。季節は夏から急に秋になったころ。やっちまいました。
その前日、隣で寝ている子どもが「ゴホゴホ」。大丈夫かなぁ~?なんて心配してたら自分が風邪引いちゃいました。
喉がかゆい!痛い!鼻が詰まった!今日健診なのに!
というわけで、今回は風邪引き妊婦はどう乗り越えたか、という体験談です。
これから感染症の時期、妊婦も、その他みなさん、どうか体調が悪化しませんように~。
妊婦は耳鼻科?それとも産婦人科?
ここは迷わずかかりつけの産婦人科へ電話するのが良いと思います。
小さなクリニックでその日が休診なら、地域の耳鼻科や内科、呼吸器科などの専門医にかかるしかないですが、妊婦の専門医に相談できるならそれが安心ですよね。
遡ること6年前、上の子妊娠中に初めて便秘になって(便秘の恐ろしさを知らなかった無知な自分を呪う)、かかりつけの産婦人科が休診だったので相談の電話もせず、かけこむように肛門科へ。当たり前ですが、妊婦の専門医ではないので医師を大いに困らせてしまいました。てかちょっと怒られたし。ごめんなさい。
迷わず産婦人科へ電話
他の科とは違って妊婦が集まる産婦人科へ行くと、他の妊婦に感染のリスクがあるので突撃するのは控えましょうね!!
私のかかりつけでは「症状があるなら要TEL」と張り紙があるのを目にしていたので、早速電話してみることに。
電話口で指示をもらうことができました。具体的には、内科も併設された病院だったので、まずはそちらを受診してから問題がなければ(感染症の有無など)産婦人科の健診に行ってもいい、とのことでした。
病院によって対応変わると思うので、あくまで参考にしてくださいね~。
内科にて
熱もなく、風邪の引き始め、といった程度だったのですが、当時コロナとインフルエンザが流行していたので念のため両方の検査をしました。結果、どちらも陰性だったので「これで堂々としていられるね~」と。確かに。
症状がひどくはないので、自力で治す提案もありましたが、寝苦しいのが嫌だったのと、鎮痛剤が欲しかったので処方をお願いしました。
妊婦でも飲める薬って意外とあるのね~!市販の薬は自己判断になっちゃう(薬剤師さんに相談できるならまだいいのかな?でも医師に相談するのが絶対いい!!)ので、私は産婦人科の受診を強くオススメします!!
産婦人科にて
健診を受ける中、内科で処方された薬の話に。症状にもよるけど、咳は長引く傾向にあるので、処方されたなら飲みきるのがいいよ、とアドバイスもらいました。あくまで私のかかりつけでの話しですが。
赤ちゃんは元気でした!それがなによりだ~。
別件の血液検査の結果、貧血を指摘されたので、鉄の錠剤を処方されました。前回の妊娠でもやっぱり貧血になったので、これは妊婦あるあるなのね…。鉄かぁ~うん○が黒くなるのはいいけど、これが引き金で便秘なったらやだな~と思っていました。しかし杞憂!助産師さんのアドバイスで水分を1.5L以上飲むことを目標にして頑張っている現在、快調です!!
薬は効くのか?
さて処方された薬の効き目はどうなんでしょうか?
体質によって、また、内容によって様々だと思うので薬剤の名前はここでは挙げませんが、確かに効き目は弱いと思います。イメージとしては、自己免疫の補助をしているような。非妊娠時に処方してもらう薬の「これめちゃくちゃ効く」感じはないです。
まあ仕方ないよね。妊産婦に定番のあの鎮痛剤も、普段ロキソニンとか、速効なものに慣れていると「全然効かないやん」てなるもんね。ないよりはマシ!基本は予防と、寝て治す、です。
余談ですが、初めて副作用が「眠くなる薬」を処方されました(抗ヒスタミン剤)。体質によるし、半信半疑だったけど、確かに眠い!!脳みそに酸素が届いていないというか、目は開いているが思考が停止しているような。調べたら、泥酔に近い状態なんだとか。へえ~酔っ払いってこんな感覚なの?(深酒したことない)
妊婦は予防と寝て治す
感染症対策として、予防接種は妊婦でもできます!副作用があったら対処できないですが…。重症化を防ぐために、ワクチンに課金するのも手ですね。
あとは、日常の疲労からくる頭痛や、ちょっとした不調は「寝て治す」。これしかないよね~。家事に育児に、なぜかパートナーの世話もする超多忙な全国の妊婦に「寝て治す」なんてハードルが高いけど、この機会にパートナーに家事を全部押しつけられる関係になっちゃいましょ!
私は結婚前から「家事の中で洗濯はほんとに嫌い」と宣言し、実際干し方も畳み方もパートナーが驚くほど雑だったので見事解放されました。今は在宅時間が長いので仕方なく取り込む作業はしてます。あとくるくる丸めることはできるので所定の場所に丸めて置く、ということもしてあげてます(上から目線)。帰宅したパートナーが自分で畳んでます(笑)
家事レベルの低さを暴露してしまいましたが、辛いときに無理するとおなかの赤ちゃんもきっと苦しいので、頼れるものは使ってくださいね! 残りの妊婦生活、一緒に頑張りましょう!!